貧血 治療

お待たせしました!
前回の続きです!

貧血の漢方治療
当然なのですが体質に合わせて漢方を飲むのが大事なのであくまで参考程度にして下さい。
①六君子湯
脾を補う代表的な漢方の一つです。様々な加減法がある漢方でもあります。脾を養いながら水の捌きも良くしてくれるので、むくみやすい人よりの薬です。味も美味しいので飲みやすいです。
②補中益気湯
これも有名な漢方です。脾を養うのもそうですが補気といえばという薬です。食後眠くなる人は六君子湯よりこっちの方が向いています。その他色々落ちている時は補中益気湯をつかいます(胃下垂、脱肛、不正出血、下痢等)。ちなみに精子を増やす力もあったりします。
③化食養脾湯
ちょっとマイナーな漢方でしょうか?ただ非常に良い漢方です。脾を養うのはもちろん、食べ物の消化吸収を良くしてくれる山査子、麦芽、神麹が入っています。胃もたれし易い人にはオススメです。
④焦三仙
しょうさんせんと読みます。これは通販でも購入可能な漢方です。消化に良い薬が入ってるので幅広く使えます。脾を養うという部分もありますが消化酵素的なものと捉えていいと思います。
重ねて言いますが体質が大事です。漢方始めようと思うなら是非専門家に相談に行ってください。変に買うより結果安上がりになると思います。

養生について
基本的にはアルツハイマーの記事と一緒です!
①1日3食食べない
前回でも書きましたので詳しくは前回記事参照して下さい。
やはり脾を整えたりするには3食食べないのが大事です。常に胃腸が働いているのは良くないです。消化吸収は脾のエネルギーを消耗します。胃腸を休ませる時間は必要です。太るのも太れないのも脾気虚が原因のケースがあります。現代の食事は栄養補給ではなく娯楽です。ダイエットできないのも無理ないのかもしれません。食事を制限するというのはカロリーではなく、娯楽、楽しみを制限するという事です。そう考えるとダイエットは大変なことなのです。ダイエットする方は食べる事以外に楽しみを見つける必要があるのかもしれません。
②鉄剤は飲まない
これは西洋薬を飲まないのと一緒です。鉄剤は胃腸を弱らせます。胃腸が弱ると血液を作り出せません。そもそも鉄剤自体吸収率が非常に低いです。だったら補中益気湯を処方せんでもらった方が良いと思います。体も元気になりますし一石二鳥です。
③食べるものを考える
食べ物の質が非常に大事です。農薬を使っていない、遺伝子組み換え作物を使っていない、ホルモン剤や抗生物質を使っていない等様々な事に気をつける必要があります。もちろん直接糖の砂糖類もむやみに取らないのもそうです。
貧血の人はベースが虚証ですので肉、魚を意識して食べる必要があるかと思います。野菜より豊富なビタミン、たんぱく質、脂質が大事です。その他ニンニク、山芋がオススメです。ニンニク、山芋は脾を整える作用があります。
鉄剤と鉄分は別物です。脾を整えつつ鉄分の多いほうれん草等も食べましょう。
(余談。吸血鬼はニンニク、日光が苦手というおとぎ話も面白いです。ニンニクは脾を整え血液を作る。日光はビタミンDを作るのに必要で、ビタミンDが足りないと体内の鉄分がうまく使えずに貧血になるようです。吸血鬼が苦手のものは貧血予防になるのかもしれません)
④胃腸を冷やさない
胃腸を冷やすと消化吸収能力が低下しますので冷やさないに越した事ないです。現代では冬は寒いですし、夏もクーラーによって冷やしています。一年中体を冷やす環境ですので温かいものを食べたり飲んだりした方が良いと思います。胃腸が冷えれば体も冷える。温かいものを意識しましょう。冷たい飲み物は五臓六腑に染み渡るのではなく五臓六腑を冷やしてます。つまり体を冷やして体全体の機能を低下させています。冷たい飲み物が好きで貧血がある方は病態が結構複雑になっていますので相談して下さい。



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